新倉 瞳

今回、青葉台東急スクエアのキャンペーンモデルをお願いしたのは、チェリスト 新倉 瞳さん。はにかむ笑顔も初々しい、音楽大学の4年生です。彼女の品格ある演奏と、やわらかなチェロの響きは多くの人を魅了し、若手演奏家の中でも特に注目を集めています。

「青葉台には知人が多く、私も近くに住んでいますので、これまでに何回か足を運んでいます。“青葉台”と言えば、フィリアホールですね。これまでに先輩の演奏会に行ったり、私自身も小さな演奏会に出させていただいたことがありました。」

新倉さんがチェロを始められたきっかけは、8才のお誕生日に贈られてからと伺いました。

「当時ドイツに住んでおりまして、音楽会に家族で行く機会が多かったのです。そこで、様々な演奏を聴いているうちに、室内楽やオーケストラを支えている、縁の下の力持ち的な存在の楽器、チェロに心をひかれました。派手ではなく、地味な楽器ですが、たまにメロディーが前に出てくると、深みのある音が響いて、それがとてもいい音で光っていて、心を動かされました。また、チェロという楽器は人の声にいちばん近いと言われていて、心が落着く音色も魅力です。」

「私はドイツから日本に11才で戻り、中高一貫の進学校に通っていましたが、付属の高校に進学するか、音楽を専門的に学べる学校を選ぶか迷っていた時期もありました。その頃に、パブロ・カザルスの「鳥の歌」に大きな影響を受け、音楽への道を選びました。カザルスは国連本部で「鳥の歌」を演奏し、私の故郷の鳥は、ピース、ピース(平和)と鳴くのです。と平和を世界へ訴えました。そんな彼の資料を読んだり、CDを聴いて感銘を受け、私も音楽を通じて、人の心に何か伝える事ができたらと思います。「鳥の歌」は、私の原点となっています。

新倉さん、チェロのようにおだやかな印象ですね。

「私の印象ですか?確かにあまりセカセカはしていないかも知れません(笑)。私自身と言うよりは、チェロを選んでいる周りの人たちをみると、穏やかな性格で、ゆっくりしている人が多いと思います。楽器の中でチェロを選ぶ人は、人を支えるという立場に徹している人が多いのでは、と思います。」作曲者の思いに、今、生きている自分の思いを重ねて表現していきたいと語る新倉さん。クラシックをもっと気軽なものとして、多くの人に親しんでほしいと笑顔で話してくれました。


プロフィール
1985年生まれ。8歳よりチェロを始める。当時ドイツ(デュッセルドルフ)にて、ヤン・ヴィミスリッキー氏に師事。11歳で帰国後、毛利伯朗氏に師事。2001年桐朋女子高等学校音楽科に入学。卒業演奏会に出演。2004年桐朋学園大学音楽部に入学。2003年いしかわミュージックアカデミーにて、IMA音楽賞受賞。2004年度、アスペン音楽祭に奨学生として参加し、トーマスグロッセンバッハ氏に師事。これまでに宮崎国際音楽祭、鎌倉芸術館ゾリステンなどに出演。西東京フィルハーモニー BTMフィルハーモニー管弦楽団などとコンツェルトを共演。室内楽を毛利伯朗氏、原田幸一郎氏、堤剛氏、徳永二男氏に師事。桐朋学園室内楽講座にて東京クヮルテット、宮崎国際音楽祭にてジュリアードクァルテット、漆原啓子氏に師事。現在、桐朋学園大学演奏学科4年に在学中。
鳥の歌
「鳥の歌」 
新倉 瞳
東芝EMI
TOCE-55854/¥2,800




凛とした佇まい、ゆったりと落着いた雰囲気の中にも、今でしか残せない、21歳ならではの美しさがあふれる音の記録。
極上の“癒し”を体感できるデビューアルバム。

South-1 本館 4F 石丸電気〈Soft World〉にて発売中!
【 今回の撮影場所 】

横浜市青葉区【もえぎ野公園】

今回の撮影場所は、青葉台駅よりほど近い自然と水辺の憩いの場「もえぎ野公園」です。朝早くからの撮影でしたが、終始和やかな雰囲気で、新倉さんの素敵な笑顔をカメラに収めることができました。
up▲
information1